Thursday, November 29 2007
Chim↑Pom Interview (1/2)

2005年、ピンクのゲロ『ERIGERO』とともにアート界に登場し、ある時はスポーツ新聞の三行広告と携帯電話をメディアミックスすることで、現代人の隠れた性欲を暴きだし(『エロキテル』)、そしてまたある時は毒への耐性をもったネズミスーパーラット」を、センター街で捕獲し、ピカチュウの剥製に変えることで、社会の表層の裏に隠された影の部分をあぶり出す(『スーパー☆ラット』)。

今後のアートシーンで台風の目になること確実な、6人組のアートソルジャー、 Chim↑Pom
そんな彼らが今回「セレブ」をテーマに作品制作を行い、現在高円寺の「無人島プロダクション」で展覧会を開催中だ。展覧会場では地雷の爆発音の中で「セレブ」を連想させるブランド品の残骸やセレブとの2ショット写真などが並べられている。「セレブ」と「地雷」。この二つはどのようにして結びついたのか?

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今から10年前、防護服に身を包んだ英国王室ダイアナ妃アンゴラ地雷源を訪問地雷禁止キャンペーンを行った。当時その映像を見て衝撃を受けたメンバーのエリイさんが、セレブをテーマにした展覧会を企画するにあたり、「セレブと言えばダイアナ妃、ダイアナ妃と言えば地雷撤去でしょ」ということで、今も地雷に苦しんでいるカンボジア行きを決意。セレブのたしなみであるボランティアの究極形「地雷撤去」をアートにしてしまった。

サンキューセレブプロジェクト「アイムボカン」と名付けられたその作品は、自らが使用するブランド品や、自分のセレブポーズを型取りした石膏像を地雷で爆破し、その残骸をアートピースとしてオークションにかけ、そして売り上げを地雷撤去を行うカンボジアの施設などに寄付をすることでようやく完結する。