ヨーロッパの街でたまに見かける、2つの前輪に1つの後輪という三輪自転車がある。通称「クリスチャニア・バイク」と呼ばれるこの自転車が生まれた場所が、デンマークのコペンハーゲンにある。その街は「クリスチャニア」という名のコミューンで、コペンハーゲンの中央駅から車で10分ほどの港湾地域にあり、住民による自治のもと現在約900人ほどの人々が生活している。
この街はもともと軍の敷地で、1968年革命の洗礼を受けたヒッピー達が、使われなくなった施設の解放を訴えて敷地内に入り込んでは軍から追い出されるということを繰り返し、1971年にようやく占拠。1972年に電気代と水道代の支払いを条件に「社会実験」として敷地を管理していた防衛省から正式に勝ち取った。
街の人々は車やオートバイには乗らず、代わりに生まれたのがこの三輪自転車だった。自転車の二つの前輪が支えるボックスの中に小さな子供や荷物を載せて走った。その後この自転車は街の外でも評判になり、世界中に「クリスチャニア・バイク」として広まっていった。そして今でもこの街の工場で生産され販売されている。
クリスチャニアの自転車屋

SOME HISTORY(www.christianiabikes.dkより):
Christiania bikes was, as the name suggests, developed in car-free Christiania, Copenhagen. Bicycle trailers,an early product, were followed on the market in 1984 by the first CA-Bike. The bikes were developed in dialogue with the consumers, and safety, quality and durability became the hallmarks of the design. Outside Christiania notice was taken of these solid environmental bikes, which are now exported around the world.
Christiania
(GNN from Copenhagen/ Souce:Nobuyoshi Miwa)
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